アゼライン酸が効かない?ニキビが増えた・ピリピリする原因と対処法を美容カウンセラーが解説

こんにちは!
現役美容カウンセラー&美容成分オタクのAkiです。

最近すっかり人気者になった
アゼライン酸。

ニキビや皮脂、毛穴が気になって、

「私も使ってみよ!」

と取り入れてみたものの……

あれ?全然効かん。

むしろ、

「なんかニキビ増えてない?」
「塗ったらピリピリするんやけど……」
「これって好転反応?」
「痛いけど、効いてる証拠なん?」

と、不安になっている方も多いのではないでしょうか。

美容成分って、

刺激がある=効いてる気がする

と思ってしまいがちなんですが……

残念ながら、

ピリピリした人選手権ではありません(笑)

刺激が強ければ強いほど、
効果が高いというわけではありません。

そして、

「アゼライン酸が効かない」
=「アゼライン酸が自分の肌に合っていない」

とも限りません。

濃度や使用量、使用頻度、
一緒に使っているスキンケア、
そして今の肌状態。

いろいろなものが関係しています。

この記事では、

  • アゼライン酸が効かないと感じる理由
  • ニキビが増えたときに考えたいこと
  • ピリピリ・痛みが出たときの対処法
  • 肌のバリア機能と保湿について
  • どのくらい使えば効果を判断できる?
  • アゼライン酸が合わない場合の選択肢
  • 使用を中止して皮膚科へ相談した方がいいサイン

まで、

「で、結局どうしたらいいん?」

が分かるように、
美容カウンセラー目線で解説していきます。

結論|「効かない=もっと強く」は一旦ストップ

最初に結論から。

アゼライン酸を使って、

「効かない!」

と感じても、

すぐに高濃度へ変更したり、
塗る量や回数を増やしたりするのは一旦ストップ。

まず確認してほしいのが、

① 使い始めてどのくらい?
② 濃度や製品は肌に合っている?
③ 量や使用頻度が多すぎない?
④ 刺激になりやすいケアを重ねていない?
⑤ そもそも今の肌悩みにアゼライン酸が合っている?

という5つです。

ニキビって、
本当に一筋縄ではいかないんですよね。

皮脂、毛穴の角化、炎症など、
いくつもの要因が関係しています。

さらに肌状態だけでなく、
ホルモンや生活習慣などが影響することもあります。

だからこそ、

「アゼライン酸だけで全部なんとかしよう!」

と考えすぎないことも大切。

まずは今の肌に何が起きているのか、
一度整理してみましょう。

アゼライン酸が「効かない」と感じる5つの理由

① 使い始めてまだ日が浅い

まず意外と多いのがこれ。

使い始めて数日で判断しているケース。

スキンケアって、
塗った翌朝に、

「はい、毛穴なくなりました!」

とは、なかなかいきません(笑)

アゼライン酸も同じ。

ニキビ、皮脂、毛穴、色素沈着など、
何を目的に使っているのかによっても、
変化を感じるまでの期間は違います。

そのため、

「1週間使ったけど効かない!」

だけで判断するのは、
少し早いこともあります。

ただし、

「効果を見るためなら、刺激があっても我慢して使い続ける」

という意味ではありません。

赤みや痛み、強いヒリつきなどが出ている場合は、
期間に関係なく肌状態を優先してください。

② 濃度が自分の肌に合っていない

アゼライン酸には、

5%前後、10%、15%、20%など、
さまざまな濃度の製品があります。

ここでやりがちなのが、

「10%で効かないなら20%にしよう!」

という濃度アップ。

気持ちはめちゃくちゃ分かります(笑)

でも、

高濃度=自分にとってベスト

とは限りません。

濃度が高くなることで刺激を感じやすくなり、
赤みや乾燥などが出て、
結果的に継続しにくくなることもあります。

さらに使用感は、
濃度だけで決まるものでもありません。

同じアゼライン酸でも、
製品の処方や使う量、肌状態などによって
使用感は変わります。

だから、

「何%入ってる?」だけで選ばない。

肌状態・悩み・使用範囲・製品の使用方法まで見て
選ぶことが大切です。

アゼライン酸の濃度については、
「アゼライン酸10%・15%・20%の違い」で詳しく解説予定です。

③ 塗る量・回数が多すぎる

これも美容好きさんほど要注意。

「早くどうにかしたい!」

と思うと、

朝も塗る。
夜も塗る。
たっぷり塗る。

……と、
どんどん足したくなるんですよね。

でも、

回数多い人選手権でもありません(笑)

製品によって、
推奨される使用量や使用頻度は異なります。

特に使い始めや刺激を感じやすい方は、
製品の使用方法を確認しながら、
肌状態に合わせて取り入れることが大切です。

④ レチノールやピーリングなどを重ねすぎている

アゼライン酸だけを見るのではなく、

その日のスキンケア全部

をチェックしてみてください。

例えば、

  • レチノールなどのビタミンA系
  • AHA・BHAなどを使った角質ケア
  • スクラブ
  • 刺激を感じやすい高濃度美容液

などをいくつも重ねていると、

どのアイテムが原因なのか分からないまま、
肌がピリピリしてしまうことがあります。

私も美容成分が好きなので、

良さそうなもの全部使いたくなる気持ちは、
めちゃくちゃ分かります。

でも肌からしたら、

「ちょ、待てよ。」

状態(笑)

新しいアイテムを取り入れるときは、
一気に全部変えず、
ひとつずつ試す方が肌状態を確認しやすくなります。

アゼライン酸とレチノールは併用できる?
使う順番・朝夜の使い分けを美容カウンセラーが解説

⑤ そもそもアゼライン酸だけでは解決しにくい肌悩み

ここも大事。

例えば、

「ニキビ跡をどうにかしたい」

といっても、

茶色っぽく残った色素沈着なのか、
赤みが残っているのか、
凹凸のあるニキビ跡なのかで、

必要なケアは変わります。

特に凹凸のあるニキビ跡などは、
アゼライン酸配合化粧品だけで
改善を目指すのが難しい場合があります。

また、
炎症の強いニキビを繰り返している場合も、

「もっと濃いアゼライン酸を塗ればいい」

とは限りません。

肌状態によっては、
スキンケアより皮膚科での治療を優先した方がいいこともあります。

その前に|ニキビ=皮脂だけの問題と思ってない?

ニキビができると、

「皮脂を抑えなきゃ!」
「毛穴の詰まりを取らなきゃ!」

と、

“取るケア”や“攻めるケア”

に目が行きがち。

でも、
ここで一度見てほしいのが、

今の肌の土台です。

ニキビは、

皮脂・毛穴の角化・炎症など、
いくつもの要因が絡み合って起こります。

そしてニキビができやすい肌では、
肌のバリア機能が乱れていることもあります。

だから私は、

アゼライン酸で皮脂や毛穴詰まりにアプローチすることだけに全集中しない

ということも大切だと思っています。

ニキビ肌こそ「保湿しない」はちょっと待って

ニキビがあると、

「皮脂が多いから保湿したら、
余計ニキビできそう……」

と思いません?

これ、めちゃくちゃ分かります。

でも、

皮脂が多い=保湿しなくていい

ではありません。

特に乾燥やヒリつきがあるなら、

さらに攻める成分を足す前に、

今ちゃんと保湿できてる?

というところも一度チェックしてほしい。

保湿アイテムでは、
セラミドなど肌のうるおいを保つために重要な成分に着目して選ぶのもひとつの方法です。

私の中では、

STEP1 やさしく洗う
STEP2 保湿して肌の土台を整える
STEP3 肌状態に合わせて必要なケアをプラス

という順番。

いきなり、

「ニキビや!詰まりや!
アゼライン酸20%いっとこ!」

じゃないんです(笑)

乾燥してヒリヒリしている肌に、
さらに攻めるケアを追加したら、

肌からしたら、

「いや、今それちゃうねん。」

状態かもしれません。

まずは今の肌状態を見る。

そのうえで、
皮脂・毛穴詰まり・ニキビなどが気になるなら、

選択肢のひとつとしてアゼライン酸を取り入れる。

私はこの順番を大切にしています。

アゼライン酸で「ニキビが増えた」…これって好転反応?

これ、かなり気になるところですよね。

アゼライン酸を使い始めてから、

「逆にニキビ増えたんやけど!」

となると、

「これって好転反応?」
「効いている途中だから続けた方がいい?」

と思ってしまう方もいるかもしれません。

でも、

「ニキビが増えた=好転反応」

と決めつけて使い続けるのはおすすめしません。

アゼライン酸を使い始めたタイミングで
ニキビが増えたように感じる場合でも、

  • たまたまニキビができるタイミングと重なった
  • 使用量や頻度が今の肌に合っていない
  • ほかのスキンケアも同時に変更した
  • 乾燥や刺激が出ている
  • 使用している製品が今の肌に合っていない

など、
いろいろな可能性があります。

だから、

「ニキビが増えたけど、
好転反応だから我慢!」

とは考えないでほしいところ。

一度、
今使っているスキンケア全体と
肌状態を見直してみましょう。

アゼライン酸がピリピリ・痛いのは効いている証拠?

これもよくある疑問。

アゼライン酸を使用したときに、
ピリピリ・ヒリヒリといった刺激感が出ることはあります。

でも、

ピリピリ=効いている証拠

ではありません。

ここ、めちゃくちゃ大事です。

「刺激があるから効いてる!」

と思って、
どんどん量や頻度を増やさないでください。

刺激感の出方には個人差があります。

また、
使用する濃度や製品によっても異なります。

軽い刺激感であっても毎回続いたり、
赤みや乾燥などを伴ったりする場合は、

使用量や頻度を見直す、
一旦使用を休むなど、

肌状態を優先して調整しましょう。

こんな症状が出たら一旦使用を中止

特に、

  • 強い赤み
  • 腫れ
  • 強い痛み・ヒリヒリ
  • 皮むけが続く
  • 強いかゆみ
  • ジュクジュクする

などが出た場合は、
無理に使い続けないでください。

症状が強い場合や、
使用を中止しても症状が続く場合は、
皮膚科へ相談しましょう。

美容成分は、

我慢して使った人が勝ちではありません。

肌の調子を崩してまで
続ける必要はありません。

ピリピリしたらどうする?まずこの4つをチェック

アゼライン酸を使って刺激を感じたら、

私はまず、

① 使用量
② 使用頻度
③ 一緒に使っているアイテム
④ 現在の肌状態

を確認します。

例えば、

毎日使っているなら頻度を見直す。

たっぷり塗っているなら、
製品の推奨量を確認する。

レチノールや角質ケアも使っているなら、
一度スキンケアをシンプルにする。

そして、
赤みやヒリつきがあるなら、

攻めるより休む。

美容好きほど、
これが難しいんですけどね(笑)

何か起きると、

「何塗ろう!?」

って考えちゃう。

でも肌状態によっては、

足すより減らす

方がいいこともあります。

アゼライン酸がどうしても合わないなら?

使用量や頻度を見直しても、
どうしても刺激が気になるなら、

無理してアゼライン酸にこだわる必要はありません。

肌悩みによっては、

ナイアシンアミドなど、
別の成分を選択肢にする

という考え方もあります。

ナイアシンアミドも、
皮脂や肌のバリア機能などについて研究されている成分です。

ただし、

アゼライン酸とナイアシンアミドは、
同じ働きをする成分ではありません。

なので、

「アゼライン酸がダメなら、
ナイアシンアミドに置き換えればOK!」

という意味ではありません。

大切なのは、

流行っている成分を無理して使うことではなく、
自分の肌悩みと今の肌状態に合ったものを選ぶこと。

アゼライン酸が合わないからといって、

「私のニキビ、もう終わった……」

ではありません(笑)

スキンケアの選択肢は、
ひとつじゃないんです。

迷ったらここをチェック|アゼライン酸早見表

使って数日・変化がない
→ すぐに濃度を上げず、まずは経過を見る

少しピリピリする
→ 使用量・頻度・併用アイテムを確認

赤み・乾燥も出ている
→ 攻めるケアを一度減らして肌状態を確認

ニキビが増えた
→ 「好転反応」と決めつけない

何を塗ってもヒリつく
→ 新しい成分を足す前に、保湿など基本のケアを見直す

強い赤み・腫れ・痛みがある
→ 使用を中止し、症状によっては皮膚科へ

どうしてもアゼライン酸が合わない
→ 肌悩みに応じて別の成分も選択肢に

アゼライン酸は朝使わない方がいい?

刺激を感じたとき、

「朝使ってるから?」
「紫外線に当たったから?」

と心配になる方もいるかもしれません。

アゼライン酸は、

「朝は絶対NG」という成分ではありません。

ただし、
製品によって推奨される使用方法は異なります。

また朝のスキンケアでは、
アゼライン酸を使う・使わないにかかわらず
紫外線対策も大切です。

日焼け止めとの順番や、
レチノールとの朝夜の使い分けについては
こちらで詳しく解説しています。

アゼライン酸は朝使える?
朝夜どっち?紫外線・日焼け止めとの使い方を美容カウンセラーが解説

アゼライン酸はどのくらい使えば効果が分かる?

ここは、

「○日使えば必ず効く!」

とは言えません。

肌悩みや使用する製品、
濃度、使用頻度、肌状態などによって違うからです。

特にニキビは、
良くなったり悪くなったりを繰り返すこともあります。

だから、

数日単位で一喜一憂しすぎない

ことも大切。

一方で、

長く使っているのに変化がない、
ニキビがどんどん悪化している、
炎症が強くなっている場合は、

「もっと塗ろう!」

ではなく、

使い方やスキンケア、
場合によっては治療そのものを
見直すタイミングかもしれません。

アゼライン酸が効かないときにやらない方がいいこと

最後に、
私なら避けたいのがこの4つ。

① いきなり高濃度に変更する
② 塗る量を増やす
③ 使用回数をどんどん増やす
④ 刺激があるのに我慢して続ける

「効かないならもっと!」

ってなりやすいんですが、

美容成分って、

筋トレみたいに負荷を上げ続ければいいものでもありません(笑)

むしろ、

今の肌に合った濃度・量・頻度で、
無理なく使えること

の方が大切です。

こんな場合は皮膚科へ相談を

セルフケアだけで粘らず、
皮膚科へ相談してほしいのが、

  • 炎症の強いニキビが増えている
  • 痛みのあるニキビを繰り返す
  • 膿をもったニキビが多い
  • ニキビ跡が残り始めている
  • 強い赤み・腫れ・痛み・かゆみがある
  • 使用を中止しても症状が改善しない

といった場合。

特に炎症性のニキビが続いている場合は、
ニキビ跡を防ぐためにも
早めに皮膚科へ相談することをおすすめします。

「スキンケアでなんとかせな!」

と頑張りすぎなくて大丈夫。

化粧品にできることと、
医療に任せた方がいいことは別。

ここは分けて考えたいところです。

まとめ|「効かない」からこそ、一度肌全体を見てみよう

アゼライン酸を使って、

「効かない」
「ニキビが増えた」
「ピリピリする」

と感じたら、

すぐに濃度・量・回数を増やすのではなく、
一度立ち止まってみてください。

チェックしたいのは、

✓ 使い始めてどのくらい?
✓ 濃度は自分の肌に合っている?
✓ 量・回数が多すぎない?
✓ レチノールや角質ケアを重ねすぎていない?
✓ 乾燥や赤みなどのサインは出ていない?
✓ そもそも今の肌に必要なケアは何?

アゼライン酸は、
ニキビや皮脂などが気になる方にとって
選択肢になる成分のひとつ。

でも、

美肌って、
強い成分をたくさん使った人が勝ちじゃありません。

攻めることも大切。

でも同じくらい、

洗うこと。
うるおいを守ること。
今の肌を見ること。

も大切です。

そして、
アゼライン酸が合わなかったとしても、

スキンケアの選択肢はひとつじゃない。

自分の肌に合う方法を
ひとつずつ探していけば大丈夫です。

この記事が、

「何を使えばいいのか分からない」
「頑張ってるのに肌が良くならない」

と悩んでいる方にとって、

自分の肌を見直すきっかけになればうれしいです。

あわせて読みたい

「そもそもアゼライン酸って何にいいの?」
「何%を選べばいい?」

という方はこちら👇

アゼライン酸の効果とは?
ニキビ・毛穴・皮脂への働きと濃度・使い方を美容カウンセラーが解説

レチノールも使いたい方はこちら👇

アゼライン酸とレチノールは併用できる?
使う順番・朝夜の使い分けを美容カウンセラーが解説

朝の使い方はこちら👇

アゼライン酸は朝使える?
朝夜どっち?紫外線・日焼け止めとの使い方を美容カウンセラーが解説